組織概要
農事組合法人となんは岩手県盛岡市の南、旧都南村の地域で活動している営農組織です。
日本の農業は高齢化、後継者不足等の要因が重なり、農業をやめる人が増えています。それに伴い農地の耕作や管理ができずに荒れてしまうという例も多くなっています。これは都南地域も例外ではありません。
農地が耕されなくなると様々な問題が起こります。食料自給率が下がるのはもちろん、景観が悪くなる、クマやイノシシ等の野生動物の住処になる、ごみの不法投棄とそれに伴う放火が発生する可能性…といった問題点が指摘されています。
また、農地は何年も管理していなければ自然に還ってしまい、再び農地として利用するには長い年月をかけなければいけません。
そういった事態を防ぐため、私たちは管理ができなくなった土地を別の農家さんへ土地の利用を提案したり、組合として野菜を作ったりと都南地域にある農地の活用方法を模索しています。それと同時に都南地域の活性化の活動も行っています。
名 称 : 農事組合法人となん
所在地 : 〒020-0853 岩手県盛岡市下飯岡14-189
代表者 : 代表理事 平野 友則
設立日 : 平成25年3月21日
組合員数 : 952名(令和4年4月25日現在)
役員数 : 理事 12名、監事 3名
職員数 : 14名
営業日 : 平日(月〜金)8:30〜17:30
休業日 : 土・日・祝日
問合せ先 : TEL 019-639-1323 / FAX 019-601-2356
当組合では米・麦・大豆を主に生産・販売を行っております。
また、これらの生産物を利用した農産加工物も販売しています。
農業ができなくなったから誰かに農地を使ってもらいたい。
その一方で農地を増やしたいが誰か貸してくれる人はいないだろうか…。と悩んでいる人がいます。
私たちはそんな人たちの悩みを解決すべく、農地と人を繋ぐ活動をしています。
農地、資金、労働環境、農業機械――。農業を始めるにあたり問題が多々あります。
そのサポートをすべくまず農業を知ってもらうための農業体験者を受け入れ、当組合で働きながら農業技術、そして農業経営を学んでもらう活動などを行っています。
農業を知らない人にも農業に触れて、経験してほしい。
農業に興味がある方向けに田植え体験イベントや稲刈り体験イベント、農業体験を実施しています。
また、家庭菜園をしてみたいという方向けに体験農園を毎年開園。毎年多くの方にご利用いただいています。